コードの匂いがすればいいってわけじゃない

今日、業務で採用面接官を担当してきた。


細かいところは割愛するが、入社して4ヶ月。。
僕は人事でもないのだが、
エンジニアとしての社内の啓蒙活動や、人間性を考慮して、
今回抜擢されたらしい。


面接直前に、応募者の履歴書を見たが・・・
すごい学歴。っていうか同い年。
しかも成果物も高次元。
それを見た時の僕の燦燦たる表情は誰にも見せたくないくらい、
自分のスキルの低さに落ち込んだ。焦った。



履歴書を見る限り、まさしく「コードの匂いがする」学生だった。



勝手に落ち込み業務の生産性が低くなっている僕を尻目に、
時間はすぎて定刻となり、面接をさせていただくことになったが・・・。


話してみると、仕事をしたいという動機や
この会社に入りたい、という意思はあまり感じられなかった。
どうやら就職活動もうまくいってないようだ。



面談を終えてみて、他の面接官と意見を交わしたが
全員、良い印象はもてなかったようだ。口をそろえて「スキルはある、けどね」
という感じ。


思い返せば、学生のころも
スキルはずば抜けているが、なぜか学校に来なくなり、
休学、ついには退学までしてしまった友人もいた。



どこか頭が逝ってないと、スキルはあるラインを超えることができない、と
勝手な持論はもっていたが、逆に
スキルがずば抜けていると、どこか逝っているということになるのか・・・?


そしてその方向次第では、致命的だと。

とにかく、
コードの匂いがすればそれでいいってわけではないのを痛感した。


僕はどちらかというと、そうではないかもしれないけど。
そうではないかもしれないけど、認めてくれる人もいるし、
仕事としてはこなせているので、エンジニアとしても食っていけてる。


何が大切で、何が必要かよくわからなくなってきた。。